この記事は HTML アドベントカレンダーの 3 日目の分です。
フォームの送信先 URL や送信に使う HTTP メソッドは、基本的には form
要素の属性に記述します。送信先 URL なら action
属性、HTTP メソッドなら method
属性ですね。
しかし、ときには「この送信ボタンを実行したときだけ、通常と違う送信先 URL に送信したい」と思うかもしれません。それを実現するのが送信ボタン (<button type="submit">
要素や <input type="submit">
要素など) の formaction
属性です。
以下の例では、「保存する」ボタンを実行すると URL /edit
に送信されますが、「削除する」ボタンを実行すると URL /delete
に送信されます。
<form method="post" action="/edit">
...
<p>
<button type="submit">保存する</button>
<button type="submit" formaction="/delete">削除する</button>
</p>
</form>
formaction
属性以外にも formmethod
、formtarget
、formenctype
、formnovalidate
属性が存在し、それぞれ form
要素の method
、target
、enctype
、novalidate
属性の値を上書きできます。
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