Windows の操作全般および MS-IME で Emacs のようなキーバインディングを利用するための個人的なメモ。
Ctrl キーの位置調整
Change Key を利用。管理者として実行する。
- CapsLock → Ctrl (左)
- カタカナ/ひらがな → Shift (右)
- 半角/全角 → Esc
XKeymacs の設定
XKeymacs のスナップショットバージョンを利用。Explorer を「管理者として実行」し、その上で C:\Program Files
にフォルダをコピー。
dot.xkeymacs
以下の内容でファイル %APPDATA%\dot.xkeymacs
(たいていは C:\Users\{user}\AppData\Roaming\dot.xkeymacs
) を作成。
(fset 'browser-back [browser-back])
(fset 'browser-forward [browser-forward])
(fset 'find-next [f3])
(fset 'find-previous [?\S-f3])
プロパティ全般
- 「ダイアログにはダイアログ専用の設定を利用する」を無効化
- 「Microsoft IME (IME)」に対しては「XKeymacs を無効にする」を選択
- MS-IME には後述の設定を適用するので、XKeymacs 側で何かする必要はない。
(2021-04-25 追記)
プロパティの「基本」タブ
- 「アクティブウィンドウから離れる」の C-z 及び M-F12 を無効化
- 「消去、編集」の C-t 及び C-x C-t を無効化
- C-t は screen でのメタキーとしてのみ用い、他の用途には使わない。
- 「その他」の Esc 及び C-[ を無効化
- メタキーには Alt のみ用い、Esc は Esc としてのみ用いる。
- 「IME の切替え」の全項目を無効化
- IME のオン / オフは変換 / 無変換キーで行う。
- 「その他」の C-x h を無効化
- 「移動」の C-l、「消去、編集」の C-k、「その他」の C-u を無効化
- MS-IME に対して「XKeymacs を無効にする」としていても、Firefox など (IME で入力中の文字列を自前で描画するアプリケーション?) では MS-IME での入力中に XKeymacs の設定が適用されてしまうので、MS-IME のキー設定と干渉するものは無効化しておく。
- 「その他」の C-0 ... C-9 を無効化
- 誤爆しかしない。必要なコマンドの数を事前に算出し、正しい数値のキーを打つのは私には困難。
プロパティの「詳細」タブ
- 「その他」の Esc に Ctrl + [ を割り当て
- C-[ は Meta ではなく単なる Esc として用いる。
- 「その他」の Temporarily Disable XKeymacs に Ctrl + ; を割り当て
- C-; C-○ と打つことでネイティブのショートカットキーを利用できる。";" (セミコロン) はホームポジションなので打つのも簡単。
- 「その他」の Select All に Ctrl + X H を割り当て
- Firefox Nightly で C-x h が期待通り動作しないので、これをネイティブの「すべて選択」に置換する
- 「その他」の newline に Ctrl + J を割り当て
- 「オリジナルコマンド」の browser-back に Meta + , を、browser-forward に Meta + . を、find-next に Ctrl + . を、find-previous に Ctrl + , をそれぞれ割り当て
- "," (カンマ) は "<" (小なり) すなわち「←」(戻る方向) を、"." (ピリオド) は ">" (大なり) すなわち「→」(進む方向) を、それぞれ表す。
オプション
- 「XKeymacs」の「ログオン時に実行」を有効化
- 「コマンド プロンプト」の「ファイル名自動補完」を無効化
(2021-04-25 追記)
MS-IME の設定
- 「スペースの入力」を「常に半角」
- 「Shift キー単独で英数モードに切り替える」を有効化
英数字及び記号類を「常に半角に変換」、ただし「〜」のみ「変換しない」
- 「英字」「数字」のみ「常に半角に変換」とし、「記号」は「前回の変換結果に従う」のまま (2021-04-25 追記)
MS-IME のキー設定
インポート / エクスポート機能がなさそうなので、ひとつずつ設定しなおしている。
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