Kanasan.JS JavaScript 第 5 版読書会 #8 に行ってきました。今回は初めての京都での開催、それも町家でという風情あふれる読書会。真夏真冬はちょっとつらいかもしれませんが、春秋はこういった場所での勉強会というのも乙なものですね。名古屋の DeLLa.JS では茶室での開催もあったそうでうらやましいことです。
ちなみに会場「お結び庵」の運営は home's vi ("h" を抜くと「おむすび」) という法人によるものだそうで。なんとなく名前に親近感を感じてしまうのは気のせいでしょうか。
読書範囲は「17.5 キーイベント」から「18章 フォームとフォーム要素」まで。ブラウザごとに変な癖があるということが少なく (完全にばらばらか結構統一されているか)、さくさくと読めました。
サイ本では、Web アプリケーションはキーボードショートカットをサポートすべきといっており、WCAG (ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン) 2.0 (日本語訳) にもすべての機能をキーボードから利用できるようにする
[LINK]という指針があります。
しかし、製作者側でのショートカットキーの指定は、(特にアルファベットを含む場合) ブラウザやユーザー側で設定されたショートカットキーとの衝突や、サイト間での一貫性の欠如といった問題をはらんでいます。
個人的に、製作者側は、キーボードアクセス可能にするにあたって、
といったある程度意味の定まったキーに対しては動作を指定すべきだが、アルファベットを含むショートカットキーは使用を避けるか、少なくとも無効にできるようにすべきだと思っています。
「17.6 onload イベント」のサンプルコードで、不要になったプロパティを delete 演算子で削除していますが、個人的には null を代入するほうが好みです。
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