Web 開発者の責任 (翻訳)
2009-05-06


var str = "", ret, fn = [];

for ( var i = 0; i < 16384; i++ )
  str += "a";

for ( var i = 16384; i <= 131072; i *= 2 ) (function(i){
  fn.push(function(){
    ret = str.split("");
  });

  str += str;
})();

window.onload = function(){
  setInterval(function(){
    if ( fn.length )
      fn.shift()();
  }, 13);
};

残ったものは、依然としてクラッシュを起こすにもかかわらず、これ以上ないほど単純です。この単純化に基づいてこの問題の理由はすばやく特定され、たった 2 週間後には解決されていました。

私のバグに取り組んでいますか?

これは興味深い点です。しかし、Mozilla/Firefox、WebKit/Safari、Chrome では (これらはすべて比較的開かれたプロジェクトなので) 判断しやすい点です。これら各ブラウザでバグの状態を判断する最良の方法を以下に示します。

Mozilla/Firefox: バグは、最初に選択したコンポーネント分類のデフォルトの窓口係に割り当てられるところから始まります。これはまだ何も意味せず、単純に人々の目をチケットにひきつけるだけです。人々はそのチケットに自分自身を CC し始めます (これはその人がそのバグの進行に興味を持つという意味です)。しかしながら、決定的な瞬間は、誰かがそのバグを自分自身に割り当てたときで、事実上その人がそのバグの状態に責任を持ち始めます。ほとんどの貢献者はそのバグにつけられるコメントが自動的にメールされるよう設定しているので、そのバグの状態に関して何かしら疑問があれば、遠慮せずコメントを投稿できます。しかし、そういったことは適度なペースで行ってください (日ごとに、あるいは週ごとにでさえ、更新状況を尋ねることは貢献者をいらだたせるでしょう)。

WebKit/Safari: WebKit は Mozilla/Firefox ととてもよく似た設定を使います。そのバグを管理し完了まで後押ししてくれる誰かをただ受け入れましょう。しかしながら、黄金のチケットはそのバグが「rdar へ行く」時です。Radar は Apple の内部的な (非公開の) バグトラッカーです。バグがそこへ移動したということは、事実上 (そのバグを「所有する」人によってでなくても、別の Apple の従業員によって) そのバグのある時点での完了が保証されるということです。Apple は依然として WebKit の更新の裏での大きな立役者なので、バグが rdar に移されるのは期待すべきことです。とはいっても、rdar は非公開で Apple の従業員向けなので、バグが完全に修正されるか、またそれはいつかを知るという恩恵はもはや得られません。そうなれば後は待つのみです。

Chrome: Chrome は Mozilla/Firefox ととてもよく似たシステムを使います。そのバグが現在割り当てられている人とのコミュニケーションを持続し、彼らが持つだろう質問には何でも答えるようにしましょう。

最終的にバグが解決されたのなら、おめでとうございます! あなたは Web を万人にとってよりよい場所にするのに役立てたのです。

しかし、いつもそうなるとは限りません。

私のバグが却下されたらどうなりますか?

却下されたバグは次の 2 通りに分類されます:

  1. バグではなかったので却下された。
  2. ブラウザベンダがそのバグに取り組みたくないので却下された。

1 番目はさらに 2 つの小分類に分けられます。

本当にバグでなかったのなら、おめでとうございます! 標準、あるいはそれ以外のブラウザのあいまいさに関する、今まで詳しくは知らなかったことを学べました。今やあなたはよりよい Web 開発者です! ブログへ向かい、発見したあいまいな新しいバグや API に関して書き、それを世界に向けて説明すべきです。

または、バグなのに所有者が不必要にバグを閉じてしまいました。こうなると、バグを再開するために、この状況について議論する必要があります。

2 番目 (ベンダーがバグに取り組みたくない場合) もまた 2 通りに処理されます。


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